アナログゲームをした

 テキサス・ゾンビーズというゲームをした。キャット&チョコレートというゲームと同じルールで、渡された三枚のアイテムカードを用いて、山札からめくったロケーションカードに記された内容の危機的状況を、指示された枚数のアイテムを使用して切り抜ける方法を考えて発言せよ、というロールプレイ。

手元にチェーンソーや銃がある時に限って戦闘的なロケーションではないカードが訪れ、また逆に手元にガムやピザ屋のクーポン券しかない状態でゾンビに襲われることが多いので、「ピザ屋のクーポン券を空高くかざすと、どこからともなくピザ屋のバイクがものすごい速さで走ってきてゾンビを轢き殺した」みたいな感じで解決する遊びです。今のは陪審員が首を横に振るタイプの悪い例です。導き出した解決法が、あり/なし、かを参加者がジャッジするので、説得力のある解答を1分以内にささっと述べるのが難しかった。

 

 もうひとつ、GO STOPというカードゲームも遊んだ。

1から10までの数字が山札からめくられて5枚までひとつずつ場に並んでいき、その都度、数字のカードの横にGO/STOPのカードを手札から裏に伏せて出していくゲーム。手札は6枚、内訳はGO5枚にSTOP1枚で、STOPのカードを置いた数字に、OPEN時、自分以外に誰もSTOPを出していなければ数字のカードを獲得でき、それが得点となる。もし誰かとSTOPが被った場合は無得点。基本は数字が大きいカードが強いが、例外として1は10に対して強い。みんな欲しいカードにSTOPを置こうとするので、そこでバッティングしてしまうと場が流れてしまい二巡目に突入したり、高得点のカードを狙ったプレイヤーがバッティングで全滅して、結果として低得点のカードを取ったプレイヤーが勝利する、等。

勝ちを急ぐか、待ちの姿勢を取るか、賭けに出るか、何も考えていないか、で誰かが行動を少し変えるだけで他のプレイヤーの思惑が崩壊するため、非常に面白いゲームだった。シンプルかつゲームの面白さや快感を凝縮したデザインだと思う。ただどんなに遊んでも絶対に上達するとか勝率が上がるということは無いそうだ。素晴らしい。みんな下手くそなままで居てくれ。私が勝つ。

ゴー・ストップ 第三版

ゴー・ストップ 第三版

 

 

 

 

 遊んだあとに長い時間ずっと映画や小説や音楽やゲームやプロレスの話をしていた。結構観てない映画が多いなと実感する。

ブロンソンノーカントリーウルフ・オブ・ウォールストリートをおすすめされた。

小説だとピルグリム。

プロレスに興味が湧いた。WWESmackDownとRawを観てみる。筋肉で武装したスタントマンだ!という認識で、受け身とバウンドが上手い選手をじーっと見ている。人間なのにスーパーボールみたいな跳ね方をしていて不思議だ。

 

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スウェーデンプログレメタルバンドA.C.T。同じアルバムの中に色んなタイプの曲が入りすぎててなんじゃこりゃ、と楽しい。